野間中央歯科クリニック
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むし歯について
 ごく初期のむし歯であれば、削ったり詰めたりせずにプラークコントロールや食生活指導・予防処置で改善がみられます。
しかし、進行したむし歯は残念なことに元にはもどりません。
 
それでは、むし歯がどのようにできるのかをみてきましょう。

表面は、お口の中のだ液で守られています。
お口の中には善玉菌、悪玉菌たくさんいます。
 その中で、むし歯菌の一つでミュータンス菌を例にしましょう。
食べ物があると、それをもとに自分達の住みかを歯の表面につくります。(プラークといい、細菌達の住みかです!!) そして、プラークが歯みがきなどでとれていないと、どんどん大きくなっていきます(バイオフィルムといいます)やがて、酸を出して歯を溶かしていきます。
 そして、このバイオフィルムが取れていないと歯の表面にむし歯ができてくるのです。

でも、できはじめのむし歯(初期虫歯)は、むし歯を削ったりしなくても治ります!

 治すには、
  @お菓子や食事をだらだらと食べる
   のをやめる 
  Aプラークをきちっと取りましょう
   (プラークコントロール
  Bフッ素を利用しましょう 
  Cキシリトールを利用しましょう
   (あめ・ガム)  
近くで見ると白く、プラークと思いがちですが、実は初期むし歯です!
遠くから見るとほとんどわかりにくいです。
でも、穴のあいたむし歯は、残念なことに元には戻りません。
 むし歯治療が必要になってきます。
矢印は穴のあいたむし歯です。
赤い矢印
はさらに進行したむし歯で、
 (ここまで放置しないようにしましょう!)
 

むし歯になりやすい時期は?
 
歯がはえてきてから2〜3年が最もむし歯ができやすい時期です。
はえてきてすぐの歯の表面はまだ未成熟であるといわれており、表層
のフッ素濃度も低いことが分かっています。
 

たとえば、中学1年生位で生えたばかりの一番奥の歯(第2大臼歯)
と、生えてから6〜7年近く経過した6歳臼歯では、むし歯になる歯の
感受性(かかり易さ)は全く違います。


@乳歯時期(2,3歳〜幼稚園)・・・ 乳歯はむし歯になる感受性が非常に高く、一度むし歯にかかってしまうと進行も
                            大変速いものです。また、高頻度の飲食回数も問題になってきます。

A小学校1年生〜・・・ 6歳臼歯といって、この時期乳歯の一番奥に永久歯(大人の歯)がはえてきます。
                  生えたばかりの歯は、むし歯になる感受性は高いのです。

B中学校・高校生〜・・・ 生活習慣の乱れ(不規則な食生活・歯みがきの怠慢など)や、不定期な来院でむし歯になり
                   やすい。

C中・高年〜・・・ 加齢・全身疾患及び服薬などによるだ液分泌の低下、根面(歯と歯ぐきの境い目の下の歯の根の一部)
             の露出、咀嚼機能の低下、飲食回数の増加、ソフトフードの摂取習慣などでなりやすい。
 
むし歯のできやすい場所は?

 @プラークのたまりやすい所・・・食事のとき奥歯でかみますよね!やはり奥歯の溝は要注意!
                   歯と歯ぐきの境い目などは意外とプラークはとれにくいですよ!  

 A歯みがきのしにくい所・・・歯と歯の間(歯ブラシが入りませんね)、奥歯のいちばん奥とかですね!  

 Bだ液の届きにくい所・・・上の歯の前歯や一番奥歯の後ろ、下は歯の頬っぺ側ですね。  


実際のお口の中;
 上から見るとむし歯は
  なさそうですが・・・

レントゲンで確認;

赤い矢印部分がむし歯・・・

良くないことですが、むし歯を放置するとどうなりますか?
@; この時期は、個人差がありますが、甘いものや冷たいものでしみたりします。
 症状がない場合もあります。(やはり早期発見・早期治療ですね!)
A; ここまでくると、ズキズキしたり、噛むといたい場合があり、根の治療が必要になる場合があります。まれに、根の部分に治りにくい病巣ができたりします(要注意)
B; Aの状態から痛みをがまん・放置して、徐々に歯の表面が欠けていき痛みもない状態。    

C; Bの状態からさらに放置すると、歯の根の部分にばい菌の嚢ができたり、歯ぐきが腫れて膿が出たりします。(こうなると、根の治療も長引きますし、最悪抜歯する可能性もでてきます。)
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